―なんとなくつかめました―

 

しばらく更新が途絶えてしまいごめんなさい。この2週間くらいで色々と自分の身の回りの状況が変わって、音楽を聴く暇もないくらいにはいそがしくなってしまって。また少しずつ記事を書いていけたらなと思います。

 

こんな言い訳をしながら大変恐縮ですが、本日は木曜日に行ったLILI LIMITのインストアライブについて書きたいと思います。

 

場所はおなじみ新宿タワレコ。

ライブハウスと違って明るいから見やすいのが良いですね。

 

当日にアルバムを買う時にインストアの存在を知り思いつきで参加したもので、ニューアルバムについてはひとつも予備知識を持たずに行ったのですが、ばっちり楽しめました。

前回のインストアでボーカルの牧野くんが風邪でお休みだったためライブが見れなかったもやもやも合わせて吹き飛びましたね。

 

 ニューアルバム「a.k.a」ジャケット

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(オフィシャルHPより引用)

 

セトリはこんな感じ。

 

  1. 「A short film」
  2. 「Wink, Blink」
  3. 「Kitchen」
  4. 「Living Room」
  5. 「Suite Room」

 

2曲目にやった「Wink,Blink」は初披露とのこと。アルバムリリースのインストアとはいえ結構攻めたセトリではじゃないでしょうか。インストアだとどのアーティストも代表曲1つくらいはやりますもんね。

 

1曲目の「A short film」はキャッチーで1発で耳に残りました。さよならベルベットってフレーズがなんかかわいい。これがリード曲なんだろうな。ふむふむ。と思いながら聴きました。MV出てるし実際そうなんだと思います。

インディーズ時にメインをつとめてきた「Girls like Chagall」とか「Festa」とかとは違った強みを持つ曲かなと。こてこての代表曲という感じはないけど、ないと物足りない。そんな縁の下の力持ち的な曲。

もしかしたら「前と変わっちゃったなー」というリスナーの方もいるかもしれないですね。

ただ、僕は結構好きです。リリースの度にリード曲がインパクトでおしてくる曲ばかりだとちょっと疲れちゃうので。良い意味でこれくらい肩の力が抜けている曲の方が落ち着きます。

ただ、イントロのハミング的なやつはもうちょっと練度高めた方が良いのと音響とのバランスを考えるべきだなと思いました。ああいった類の手法は、聴く位置によってはめちゃめちゃ下手に聴こえますので。実際、僕の耳に届いた声の聴こえ具合は怪しかったです。

 

2曲目の「Wink,Blink」も素敵でした。後からアルバムの音源を聴いたのですが、ライブの方が良かったですね。音のバランスが。

今更気がついたのですが僕がLILI LIMITに魅力を感じる理由のひとつは楽器ごとのバランスが好きだからというのがあるんだなと。はっきりとベースが聴こえて、ギターが前に出すぎず、シンセサウンドが程よく入っている。で、ドラムも要所で光ると。牧野くんの歌唱力が高いのは言うまでもないですね。

今後、演奏回数を重ねるに連れてぐっと聴きごたえのある曲に仕上がっていくと思いました。

 

3曲目の「Kitchen」と4曲目の「Living Room」は前作のシングルに入っていたのでもともと知っていましたが、どちらもライブのアレンジが良かったです。

「Kitchen」で牧野くんが、バリバリ歌詞をとばしてたのにやたらごまかし方が上手かったのが面白かった。後ろの方で見ていましたが気づいていた人もあまりいない感じだったのがまた面白い。でも、ニヤニヤするのもアレですし、天を仰いでこらえましたよ。それはそれでアレですけど。

「Living Room」で、ギターの土器くんが右手に謎の機械をもってギターを弾いていたんですが、それによってギターの音が良く伸びていたんですよね。それがとても素敵で。初めてみる謎のアイテムに「おおっ!」ってなったのでサイン会の時に本人に聴いたら「E-BOW」というものだそう(サイン会で話すの苦手なのでネタができて本当に助かった)。土器くんは普段から音楽マニア感が強いなと感じていましたがさすがですね。とても勉強になりました。調べたらエフェクターとは違った音作りができるっぽいので、ギターやってる人はチェックしてみてほしい機材ですね。見た目もかっこいいです。

 

5曲目の「Suite Room」も気づきが色々ありました。前作のシングルはひとつのコンセプトの下に4曲がまとめられていたと思うのですが、なんかイマイチつかみきれていなかったんですよね。けど、この曲や今作のアルバムの中に入っている曲(たとえば、「Neighborhood」)を聴くことできちんと補完がされたといいますか、「こういうことか」とやけにスッと飲み込めたんですよね。

 

ということで、今回はふらっと行ったインストアライブでしたが、収穫が多かったです。LILI LIMITのことは知っているようで、なかなか理解が追いついていないような気持ちになっていたのですが、なんとなくつかめてきたような気がします。

 

LILI LIMITはリアリティ(もっといえば生活感)のある歌詞と先端的な音楽センスの不思議なバランスがおもしろくて好きなのですが、今作はそれがより洗練されていると思います。時間があれば、アルバムのレビューも書きたいところ。LILI LIMITに限らず、ここ最近注目のCDが目白押しですもんね。時間があればだけど…

 

それでは。